夜だるま昆布長の、カウントギリギリ!(;゚д゚)(つд⊂)

Yahoo!ブログより移籍いたしました、夜だるま昆布長と申します。自身障がい者で、施設に通所しながら、日々アビリンピックの練習や、個人新聞を製作しています。Officeむいんぐ代表。林家木久扇名付け人です。山形県鶴岡市。

すべてのものを見せるということは・・・

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今のプロレスは、すべての中で流行のオープンキッチンですよね。選手全員がシェフで、料理を作るところからすべて見えている。客は安心して見られるよね。でもプロレスというジャンルはちょっと違うよね。安心したらこの世界は面白くないんじゃないかな。料理にしても、ノレンから手だけ出して、出てきた料理に「えっ!」と驚いて、それを食べて「ダレがつくっているんだ」と解らないほうが俺はいいと思うけどな。

 これは長州力選手が、今のプロレス界を言い表した言葉である。分かりやすくというか、おいらなりに解釈すれば、

水戸黄門一行と農民達と悪代官がリングにいる。悪代官は農民に悪さ。更に裏でも悪さ。ご隠居一行は忍びを使って調査。悪代官を懲らしめ、22:45に印籠を見せてひれ伏せ。農民助かり、一行が旅立つという水戸黄門の定番のようなもの。


 そうじゃなくて、86年の雪の札幌決戦のように長州と藤波のタイトルマッチなのに、藤原善明が花道で長州を襲撃したりのような、「今日は何が起きる?」というワクワク感がなく、「AとBのしあいなら、こうこうこういう展開になってBがスープレックスで勝つよ」という、シナリオが浅くて読まれている試合が多い気がします。
http://www.youtube.com/watch?v=cveOox_SBB8
(YouTubeより)
 プロレスに限らず、心に残る試合や選手が、最近のスポーツ界になんと少ないことでしょうか。フリーキックの蹴る選手をめぐってもめる、ボクシングでやけくそになって持ち上げて相手を投げるなど。今年のプロ野球、オールスターも、その場はともかくも、今になって記憶にあるでしょうか。
 イチローも、記録には残るが、記憶に残った試合はあったでしょうか。
 出てこい、名勝負