先日、女子プロレスの高橋奈苗選手が技の受け身に失敗、頭、かたと落ち失神し、病院に運ばれるアクシデントがありました。
幸い、その直前に講習を受けた選手たちが、タオルで首を固定したりなどの処置をしたおかげで、大事にはいたりませんでしたが、唯一、この大会にはリングドクターがおりませんでした。
ボクシングや格闘技はリングドクターが立ち会いますし、大相撲も、きちんとついているうえ、診療所医師がついています。(国技館なら中にある)が、プロレスは大小問わず、ドクターがいるのは関東などの会場大会のみなど。
対策はかんがえねばならん。いくらか受け身がうまくても、日頃の疲労が蓄積されてヒヤリすることがありえる。汗ですべる、猪木がホーガンから失神した事件など。もしもはある。
対策はある。地方先々の大会には病院に招待券を出して非番医師を招いたり、緊急時の講習を義務化する、トレーナーを同体させるなどだ。
サーカス同様、肉体を駆使してアピールしているが、一寸先は闇。ましてフリー選手には保険や安定した収入すらないレスラーのためにも、統一したものを。