燃え尽きる美学

　「コノアイダノクツジョクハラシテミダ。」「ヤッテミテモ、キョウノダセンナラ一点トレバジュウブンニダ。」と言ったか知りませんが、韓国から０－１の「スミ一」は惜しかったですな。
　これ、ドームでなかったら、中国や台湾（チャイニーズ・タイペイ）がもう少し骨のある試合していたような気がするニダ。
　しかしまた、韓国とは本戦で当たるのは確実なんでしょうなぁ。「コンドヤルトキハ、コテンパンニニホンヲ殺ルニダ。」とか奇声を上げていそうですが。

　この華々しい中で、ひっそりとタイでＴＫＯ負けしながら現役を続けるボクシング辰吉と、Ｊリーグ最年長記録を伸ばした神戸の三浦カズ、ガンが前立腺に転移しながら、尚現役にこだわる７１歳のゴルフ杉原。この三人にはあくなき挑戦にかける執念は素晴らしいですな。

　辰吉はもう網膜はく離にパンチドランカーの症候（ろれつが廻らないなどの脳の障害が出ること。）がみられ、再三事務やＪＢＣが止めていますが、どうしてももう一度ベルトが取りたい。今負けた相手を倒したいと言う目標に向けていますな。

　ゴルフの杉原さんもまた、石川君やジャンボとやるんだ（ジャンボの方がくたばっていますが）という一身で、頑張っている。

がんと闘病する男子ゴルフの杉原輝雄（７１）＝ヒグチ歯科グループ＝が９日、大阪・吹田市の江坂ゴルフセンターで「まだ死なれへん」と悲壮な決意を語り、今季５２年目となるレギュラーツアー出場へ意欲を見せた。
　昨春、前立腺がんがリンパ節に転移したことが判明した。今年２月まで行った粒子線療法で前立腺がんはほぼ完治したが、並行して行ったリンパがんの放射線治療は当初１５回の予定だったが、あまりのつらさに音を上げて４回でやめてしまった。
　「死にたくないけど、こんな治療を受けるぐらいなら死んだ方がええと思うぐらいにつらかったんや。体はだるいし、戻すし、味覚もなくなるし…。我慢しきれんかったわ」。幸いがんの数値は落ち着いており、３月に入って練習を開始。今季も３年前に世界最年長で予選突破した４月のつるやオープンからレギュラーツアーに出場する。
　予選通過やエージシュートも期待されるが「建前としてはそうだけど、正直いって厳しい。まずは元気に試合に出ることが目標。同伴の選手にも迷惑をかけんようにせんといかんし」。つるや以降も中日クラウンズなど４試合の出場を予定している。「コースに行けば多くの方が応援してくれる。まだまだ死なれへん」。６月に７２歳を迎える大ベテランは闘志を奮い立たせた。
デイリースポーツより

　そしてカズといい、共通していうことは、
?H1>潮時は、やった本人にしか分からない。燃え尽きて引くのもよし、絶頂期でひくもよし。 　さいきんまた自殺をする人が増えているとか。死ぬぐらいの気持ちがあるのなら、１０円でも稼げよ。生きろよ。生きたくても生きられない人が要るとかじゃなく、どんなにどん底でも、おまえが死んだら悲しむ奴がいると言うことを忘れんな。
　世間帯を捨てろ、世の中大不況だ。ぼろくてもいい。空缶集めでも何でもして稼げ。稼いだ金で腹いっぱい食え。腹いっぱいなら死ぬことを忘れられると思う。