（追筆あり）日の丸を背負うと個人事業主・・・

このブログをごらんになって、アンケートにお答えください。

「選手は個人事業主。出たくない奴は出なきゃいい」はどうなのか

　本題の前に、題名を「翔」から「背負う」にかえたのは、「しょう」という、背負うの方言みたいなのを書こうとしたから。┓(´Ｏ｀)┏

　中日が、来春開催される第２回ワールドベースボールクラシック（ＷＢＣ）に、参加選手が辞退したことについて、色んなバッシングンが上がっている中で、渦中の落合監督が持論を展開した。

　中日・落合博満監督（５４）が２２日、来年３月の第２回ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）を岩瀬ら５選手が出場辞退した問題で改めて反論した。選手の意思を尊重したことを強調。球団として侍ジャパン入りをボイコットしたことを否定した。

　バッシングの嵐が許せなかった。秋季練習が行われているナゴヤ球場で、落合監督は腹の底にたまったマグマを４０分間にわたって吐き出した。「現場と球団はタッチしていない。たまたま５人に行く意思がなかったということ」と冷静な表情ながらも、語気を強めた。

　辞退の理由を問われているが、説明する気はないという姿勢は変わらない。「出たいか出たくないかであってＹＥＳかＮＯかの問題。意思確認の書類にも理由を明記する欄などなかった。上原（巨人）や宮本（ヤクルト）は（代表）引退と言って認められているじゃないか」と自軍の選手だけが批判されることに疑問を投げかけた。

　落合監督は現役時代からプロ野球選手は「個人事業主」であることを説いてきた。「選手はＮＰＢに雇われているわけではない。出たい選手の意思を尊重すると同時に、辞退する選手の意思を尊重しないといけない」その考えのもと、契約社会に身を置き一年一年に全力を注いできた。競争の激しい世界で、一枚岩となることが不可能なことを知っている。

　原監督は代表監督就任会見で「前向きで強い気持ちを持った選手に集まってもらいたい」と声高に宣言した。「だったら出たい選手だけでやればいい。代表のコーチでも、監督でも話しに来りゃいい。ちゃんと説明してやるよ」と一気にまくし立てた落合監督。逆風には慣れっこのオレ流にも、譲れない一線がある。
スポーツ報知より

　もっと付け加えると、「監督を引き受けて、選手をお借りして無事に（球団に）帰せるかと言ったら俺には出来ない。」として、監督を拒む理由を挙げている。その一方で、ジャン投手など（名前が違ったらすみません）、台湾代表として出たいというのには拒んでいないから、球団としては拒否していないという。

　ん～、どっちもどっちと取れますな。というのも、ＷＢＣ自体が米主導でペナントレース直前。１回目で負けている米が、なんら茶々入れしてルールやら変えそうな気もする。本当に公平に、名誉ある大会なのかなあと思うし、色んな考えがあっさてしかるべきと思います。
　しかし野球に限らずサッカーやラグビー、バレーボールなど、全日本以前にチームに所属し、チームの一丸となってやる「チームプレー」というスポーツに、個人云々というのも違和感がなくもない。
　逆に大相撲は、個人プレーにも関わらず一門やらモンゴル勢やらの組織に群がりたがる。
　脱線するが、国会議員とて、本来はその地方の代表として立っているのにもかかわらず、政権闘争の種にしたり、派閥やら勉強会やらと闇がうやうやする。

　元に戻すが、歴史の浅いＷＢＣを盛り上げて世界全体で野球を広めるという絶好の機会にして、五輪での野球復活につなげるのか、個々のペナンとレースというコップの中の争いのみに固持するようなら、日本人選手のメジャー流出は歯止めがかからないのではないかと。

　いち選手として、プロとして誇りを持ち、次につなぐ子どもたちに何かを残して欲しいですね。

　ただ、現時点ではオイラもＷＢＣには疑問があるということははっきり書かせていただく。だからといって、落合監督の考えに１００％賛同はいたしかねる。