夜だるま昆布長の、カウントギリギリ!(;゚д゚)(つд⊂)

Yahoo!ブログより移籍いたしました、夜だるま昆布長と申します。自身障がい者で、施設に通所しながら、日々アビリンピックの練習や、個人新聞を製作しています。Officeむいんぐ代表。林家木久扇名付け人です。山形県鶴岡市。

気がつけは、土曜日から高校野球が。

ビートルズも・そしてゴーゴーもおにいちゃんのお下がりでした。安保反対も、あさま山荘事件も良くわかりませんでしたが、並み居る強敵をなぎ倒すアントニオ猪木の試合だけは良くわかりました!

 兵庫県は神戸市に、今年も運命の序曲とも言うべき、栄冠は君に輝くが鳴り響くあの暑い夏が、90回目の夏が今年もこの、甲子園球場という、若人の野球少年の熱きメッカにこだます感があるわけであります。
 思えば1915年。当時の豊中球場において、村山竜平朝日新聞社社長の始球式で産声を上げたこの大会。その後第10回大会から現在の、甲子園へと受け継がれるわけであります。しかしながら、行くたびかの茨の道が、球児たちの目の前に立ちふさがるわけであります。
 思えば1918年の第4回大会は、時代は狂乱物価、のちの米騒動によって中止を余儀なくされ、さらに、1941年の第27回大会は、太平洋戦争によって、バットを機関銃に、白球を手榴弾に持ち替えて、はかなくも散っていったわけであります無念の地。人々が、「靖国で会おう」が合言葉なら、彼らは「甲子園で会おう」と誓って戦場へといったのでありましょうか。それから再開されるまでに、5年の歳月をを費やすことになる一方で、再開後第28回大会は、米軍に占領され、はかなくも、西宮球場で開催されることになったわけですが、それでも、野球を出来る平和を取り戻した喜びはさぞ、なみなみならぬ万感の思いでありましょうか。

 それから数えること今年で第90回記念大会であります。川上が、王が、香川が、荒木が、バンビが、太田が、清原・桑田が、水野が、松井が、松阪が、ハンカチ王子マー君が、幾たびの先人達がわれきそいあった汗と涙のしみこんだこの甲子園に、今年は北京五輪の年でちょっぴり早く、しかも記念大会55高校が、いざゆかんと己の闘争本能をめらめらと燃やし、真紅の大優勝旗をめざすわけでありましょう。では、参加高を北から見てみることにいたしましょう。

北海道

北北海道代表 駒大岩見沢(2年連続4回目)
南北海道代表 北海(9年ぶり34回目)

東北

青森代表 青森山田(5年連続9回目)
岩手代表 盛岡大付(4年ぶり6回目)
宮城代表 仙台育英(3年連続21回目)
秋田代表 本荘(2年ぶり4回目)
山形代表 酒田南(3年ぶり8回目)
福島代表 聖光学院(2年連続5回目)

関東

茨城代表 常総学院(3年連続12回目)
栃木代表 白鴎大足利(29年ぶり3回目)
群馬代表 桐生第一(2年ぶり9回目)
北埼玉代本庄一(初出場)
南埼玉代浦和学院(3年連続10回目)
東千葉代表 木更津総合(5年ぶり2回目)
西千葉代表 千葉経大付(2年ぶり3回目)
東東京代表 関東一(14年ぶり4回目)
西東京代表 日大鶴ヶ丘(18年ぶり2回目)
北神奈川代表 慶応(46年ぶり17回目)
南神奈川代表 横浜(2年ぶり13回目)
山梨代表 日本航空(3年ぶり5回目)

北信越

新潟代表 新潟県央工(初出場)
富山代表 高岡商(3年ぶり16回目)
石川代表 金沢(2年ぶり12回目)
福井代表 福井商(4年連続19回目)
長野代表 松商学園(2年連続35回目)

東海

静岡代表 常葉菊川(2年連続3回目)
東愛知代表 大府(28年ぶり3回目)
西愛知代表 東邦(6年ぶり15回目)
岐阜代表 市岐阜商(5年ぶり4回目)
三重代表 菰野(3年ぶり2回目)

近畿

滋賀代表 近江(2年連続10回目)
京都代表 福知山成美(2年ぶり3回目)
北大阪代表 大阪桐蔭(2年ぶり5回目)
南大阪代表 近大付(15年ぶり4回目)
東兵庫代表 報徳学園(2年連続13回目)
西兵庫代表 加古川北(初出場)
奈良代表 智弁学園(2年連続15回目)
和歌山代表 智弁和歌山(4年連続16回目)

中国

鳥取代表 鳥取西(3年ぶり23回目)
島根代表 開星(3年連続6回目)
岡山代表 倉敷商(11年ぶり7回目)
広島代表 広陵(2年連続19回目)
山口代表 下関工(初出場)

四国

香川代表 香川西(2年ぶり3回目)
徳島代表 鳴門工(3年ぶり5回目)
愛媛代表 済美(3年ぶり3回目)
高知代表 高知(2年連続12回目)

九州・沖縄

福岡代表 飯塚(初出場)
佐賀代表 佐賀商(2年ぶり15回目)
長崎代表 清峰(2年ぶり3回目)
熊本代表 城北(13年ぶり3回目)
大分代表 日田林工(9年ぶり4回目)
宮崎代表 宮崎商(39年ぶり4回目)
鹿児島代表 鹿児島実(4年ぶり16回目)
沖縄代表 浦添商(11年ぶり3回目)

 お金で買えないものがある。55代表の、いや、4000校あまりの頂点に立つのはいったいどの高校でありましょうか。勝利の女神は、どこに微笑みかけるのか、あるいは、甲子園の魔物が、いったいどこで牙を向くのでありましょうか。
 青い空・白い雲。この一球にかける夏。今年の、高校野球にどうぞご期待ください!
※天候によって日程の変更があります。あー疲れた。

お知らせ、明日・明後日はお休みする場合がございます。