朝青龍だけでない。もう一人の男の「禊（みそぎ）」
身に罪や穢(けが)れのある者、また神事に従事しようとする者が、川や海の水でからだを洗い清めること。Ｙａｈｏｏ辞書より
朝青龍がモンゴルである意味の「みそぎ」をしている頃、体の弱いおいらにとって、つよいものにあこがれているものの一つ、「格闘技」の世界にて、国内でも、一人の男が、一切の禊にて復帰を願い思いはせています。昨年大晦日のＤｙｎａｍｉｔｅ！！にて、桜庭との一戦にまるでお笑いウルトラクイズ宜しく、「ぬるぬる事件」を犯してしまい、一応無期限出場停止になってはや９ヶ月になりました。はい、元柔道の秋山成勲であります。その間ＰＲＩＤＥはいつ再開するかわからず、亀田兄弟はのた打ち回り、大相撲は横綱・大関が誕生し、プロレスは橋本の一周忌にプラム真理子（女子プロレスラーで、当時業界初の、試合中のアクシデントで急死）さんの１０回忌、坂田亘が小池栄子とついにゴールインと、めまぐるしく変わり、秋山成勲の名は、いつしかかすむ存在に。
謝罪の手紙をだそうも、ドルジくん宜しく、自らの肉声で謝らないことには、なんら意味はございません。２人とも前科まがいがあるからです。（柔道時代にも、すべると訴えた選手が何人もいたとか）
２人ともいえるのは、「復帰はあくまでファンが決めればいい」ということ。やはりファンというものは目が厳しい反面、「どんな顔して出てきて、どういう試合や取り組みをするのか」という心理的興味にそそられます。２人の復帰は、秋山は早くて大晦日、朝青龍は年明け初場所。
