19日 北京五輪 スピードスケート女子マススタート1回戦(北京)
この種目で2連覇のかかる高木菜那(29)=日本電産サンキョー=は最終コーナーでまたも転倒、2組14着となり、1回戦敗退。前回女王が決勝進出を逃す波乱の展開となった。
高木菜は1500メートル、女子団体追い抜きに続き3種目目の出場。新型コロナウイルス禍の影響もあり、この種目では昨季、今季と実戦から離れていた。15日の女子団体追い抜きでは最終カーブで転倒し、悔し涙の銀メダル。今大会の自身最後の種目で雪辱を狙ったが、再び“魔の最終カーブ”で転倒、連覇はならなかった。
◇ ◇
◆マススタート 前回2018年平昌大会で採用された種目。2人一組で滑る他の個人種目と異なり、大勢で一斉にスタートし、16周(6400メートル)で争う。4周目ごとに上位3人に付与される中間ポイント(順に3、2、1点)と、ゴール順位の最終ポイント(順に60、40、20、10、6、3点)の合算で順位を決める。最終的に1~3着でゴールした選手が1~3位となる。4位以下は中間ポイントによって順位が決まる。2組に分けた1回戦を行い、上位8人ずつが決勝に進む。
生中継みていましたが、なんだろ?不運としか言い様がない。
しきりにスケート靴の刃を確かめてはいたが、やはり北京冬季五輪の氷は最悪だわ。