原沢敗れ3位決定戦へ 柔道男子100キロ超級【東京五輪柔道】
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7/30(金) 17:47
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中日スポーツ
男子100キロ超級の原沢久喜
2016年リオデジャネイロ大会銀メダルの原沢久喜(29)=百五銀行=が準決勝で、ルカシュ・クルパレク(チェコ)に敗れ、3位決定戦へ回った。
原沢はリオデジャネイロ大会の決勝でテディ・リネール(フランス)に不完全燃焼のまま敗れた。今大会でその借りを返したかったが、リネールは準々決勝で敗退した。
原沢は初戦、金民宗(韓国)に勝利。続く準々決勝ではヤキフ・ハンモ(ウクライナ)を延長戦の末、内股で一本勝ちして、29日に行われた100キロ級のウルフ・アロン(25)=了徳寺大職=に続く今大会の日本男子で6個目の金メダル獲得に向け、準決勝へ進んでいた。
個人戦の最重量級である男子100キロ超級は04年アテネ大会で鈴木桂治、08年北京大会で石井慧が金メダルを獲得したが、12年ロンドン大会と16年リオデジャネイロ大会は頂点に届くことができていない。原沢は3大会ぶりの金メダル獲得を目指したが、頂点まであと一歩のところでリオの雪辱を果たして世界のトップに立つことはできなかった。