4場所連続休場から再起を目指していた大相撲の横綱鶴竜(35)=陸奥=が11日、春場所を休場する意向であることが分かった。9日の稽古中、左太ももを負傷。師匠の陸奥親方(元大関霧島)は「四股が踏めない状態」と明かした。
鶴竜は去年11月場所後、横綱審議委員会から「注意」の決議を受けながら、今年の初場所も腰痛で全休。春場所に向け、進退を懸ける覚悟で出場を明言していたが、実際に休場した場合は5場所連続となる。
師匠は「休むんだったら、その話をしないといけない」と発言。今後、進退に関し、師弟で話し合いが行われる見通しだ。