政府は菅総理大臣の長男らからの接待問題で辞職した山田前内閣広報官の後任に、外務省の外務副報道官を務める小野日子(おの ひかりこ)氏を起用する方針を固めた。
山田真貴子氏の後任として内閣広報官に起用される小野日子外務副報道官は、これまで外交官として活躍し、2016年には東京オリンピック・パラリンピックのスポークスパーソンに起用され
広報活動にあたっていた。
政府は、女性初の内閣広報官だった山田氏の後任も女性が相応しいと考えて人選していたが、広報に精通し語学にも堪能な小野氏が適任と判断したとみられる。
小野氏は、5日にも行われる菅首相の記者会見で司会を務める見通しだ。