2001年に日本ダービーとジャパンカップを制し、同年のJRA賞年度代表馬と最優秀3歳牡馬に輝いたジャングルポケット(牡23歳、父トニービン)が2日、けい養されていた北海道日高町のブリーダーズスタリオンステーションで死んだ。JRAが同日、発表した。 現役時代は栗東・渡辺栄厩舎に所属して13戦5勝。引退後は種牡馬としてけい養され、07年の阪神JF、08年のオークスを制したトールポピーなど、6頭のJRA・G1ホースを送り出した。 株式会社サラブレッド・ブリーダーズ・クラブ事務局・遠藤幹氏「昨年秋から体調を崩し治療にあたっておりましたが、残念ながら力尽き、今朝死亡しました。昨年暮れに種牡馬を引退しましたが、現場スタッフからもかわいがられておりましたので、もう少し長生きしてほしかったというのが正直な気持ちです。現役時代の活躍も、種牡馬として数多くの名馬を輩出した実績も、本当に素晴らしいものでした。安らかに眠ってほしいと思います」