山形県南陽市の小学校で8日インフルエンザの集団発生が報告された。今季、県内での集団発生は初めてで、昨シーズンと比べ半年近く遅い。
インフルエンザの集団発生が報告されたのは、南陽市立沖郷小学校。8日現在、全校児童402人のうち、複数の学年にわたり25人がり患した。このうち、14人が欠席、11人が早退した。
発熱などの症状が出た児童が医療機関で検査をした結果、インフルエンザウイルスが検出された。
沖郷小学校ではり患者が多い1クラスを9日から学級閉鎖する。
県内でインフルエンザの集団発生が報告されたのは今季初めてで、昨季はおととしの9月18日に発生していて、県は2月に入ってからの発生確認はこれまで聞いたことがないと話している。
感染予防として「こまめな手洗い」や「適切なマスク着用」などを呼び掛けている。