新型コロナウイルスの感染拡大で延期されているプロ野球セ・パ両リーグ公式戦の開幕が、目標としていた24日からさらに先送りされることが2日、確実になった。3日に開かれる12球団代表者会議で正式決定する。
セ・リーグ6球団の理事による会合が2日開かれ、目標としていた24日の公式戦開幕が難しいとする意見が上がった。パ・リーグはさらなる延期の方針で既に一致しており、開幕が5月以降にずれ込む可能性が高くなった。
会合後に取材に応じたセの杵渕和秀統括は「現状の認識について刻々と悪くなっている状況は理事の皆さんも理解している」と説明。開幕の日程については「パと(意見は)変わらないでしょうね」と話した。これまで前提としてきた143試合の開催についても、「開幕日によってはそれ(減ること)もあると確認した」と明らかにした。
3日は、Jリーグとの第5回対策連絡会議に続いて、12球団代表者会議が開かれる。【中村有花】