屋根落下など強風被害相次ぐ 21日の県内、鶴岡・櫛引東小の体育館
[03/22 10:50]
鶴岡市櫛引東小の体育館のトタン屋根が落下した現場=21日午後3時31分、同市黒川
鶴岡市櫛引東小の体育館のトタン屋根が落下した現場=21日午後3時31分、同市黒川
県内は21日、各地で前日に続いて強風となり、被害の通報などが相次いだ。
鶴岡市では午後2時35分ごろ、櫛引東小の体育館の屋根が飛んだようだと通行人の男性が鶴岡署へ届け出た。同市消防本部などによると長さ約4メートル、幅約0.4メートルのトタン屋根二つが落下した。けが人はいなかった。午後1時10分ごろには同市睦町で、空き家の屋根が飛びそうだと、近所の住民から通報があった。
寒河江市では午後0時半ごろ、住宅の蔵の工事用足場が倒れたと119番通報があった。大江町では午後1時20分ごろ、温泉施設の看板が倒れていると寒河江署に通報。河北町では午後0時45分ごろ、資材置き場の屋根がはがれそうだと110番通報があった。山形市では午後0時55分ごろ、道路の看板が倒れ、走行中の車にぶつかる被害があった。
21日の県内の主な地点の最大瞬間風速(午後3時までの観測値)は、酒田市飛島で24.0メートル、長井と小国22.6メートル、庄内町狩川21.4メートル、酒田21.1メートルなど。村山は19.7メートルで3月の観測史上最大となり、鶴岡は13.7メートルだった。