きょう午後3時5分、屋久島町の口永良部島で噴火がありました。噴煙は2000メートルの高さまで上がり雲に入りました。
噴火は午後3時半現在も継続中です。鹿児島地方気象台によりますと、
噴火に伴い、大きな噴石が火口から北におよそ300メートルまで飛散しましたが、火砕流は確認されていないということです。灰は火口から東の方向に流され、1時間以内に口永良部島ではやや多量の降灰が、屋久島では少量の降灰が予想されています。
火口から東のおよそ6キロの範囲では小さな噴石が風に流されて降るおそれがあります。口永良部島で噴火が発生したのは去年2月2日以来です。
気象台は、噴火警戒レベル3の範囲内として「入山規制」を継続し、火口からおおむね2キロの範囲で、噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒を呼びかけています。