夜だるま昆布長の、カウントギリギリ!(;゚д゚)(つд⊂)

Yahoo!ブログより移籍いたしました、夜だるま昆布長と申します。自身障がい者で、施設に通所しながら、日々アビリンピックの練習や、個人新聞を製作しています。Officeむいんぐ代表。林家木久扇名付け人です。山形県鶴岡市。

夜だるまエンターテイメント

f:id:muinge:20200110224934j:plain2024年度のリニューアルオープンに向けた鶴岡市立加茂水族館(奥泉和也館長)の振興基本計画案がまとまった。クラゲの展示数を現在の約60種類から70種類以上に増やすほか、建物を増設してレクチャールームや売店などを移動。ゆったりと鑑賞できる環境を整えながら、さらなる集客力向上に結びつける。

 現施設は14年に改築し、初年度は想定の約30万人を大幅に超える約72万人が来館した。18年度も約50万人が足を運び人気の高さを維持しているが、県外の水族館もクラゲの展示に力を入れるようになった。存在感を保ちながら繁忙期の混雑も緩和できるようにと、前回の改築から10周年の節目に合わせたリニューアルを検討。外部有識者などでつくる策定委員会(委員長・山口朗副市長)が昨年8月に発足し、計画案を話し合ってきた。

 計画案によると、現施設の北側にエントランス棟、南側に研究所棟をそれぞれ増設する。研究所棟は地下1階、地上2階とし、学習会を開くレクチャールームやクラゲの解説コーナー、飼育員が使用する研究室を移動させる。このうちレクチャールームは収容人数を現在の約3倍に拡大する。

 地上2階建てのエントランス棟には売店や受付窓口を移し、既存施設の空いたスペースでレストランを拡張。それぞれ、利用者が集中し混雑するのを避ける。クラゲの展示種類増に対応するため、水槽を5、6基ほど追加する。24年度の入館者数を54万4千人以上とする目標を掲げた。

 市は総事業費を約15億円と見込む。財源については「加茂水族館整備振興基金を活用するほか、県内外から幅広い協力を得られる方法を検討中」としている。同策定委の説明員を務める奥泉館長は「研究室は手狭な状況で、さらなる技術革新のためにもリニューアルは重要。見応えのある展示にし、来館者それぞれのスタイルで楽しめる施設にしたい」と話した。

 市役所と市ホームページで計画案を公開し、15日までパブリックコメント(意見公募)を行っている。寄せられた意見などを参考に本年度中に基本計画を策定する方針。