現在、開かれている「全国高校サッカー選手権」の広島代表、広島皆実高校の部員44人が、31日夜、合宿先のさいたま市でおう吐や下痢などの症状を訴えて病院に搬送され、集団食中毒の疑いがあるとみられています。
さいたま市消防局によりますと、31日夜10時ごろ、全国高校サッカー選手権の広島代表、広島皆実高校の男子サッカー部の部員44人が、合宿先のさいたま市の高校でおう吐や下痢などの症状を訴え、病院に搬送されました。
搬送された部員たちは、31日の昼食用の弁当を千葉県内で購入し、夕食の前には、体調不良を訴える部員がいたということで、昼食用の弁当による集団食中毒の疑いがあるということです。
広島皆実高校は、先月30日に開幕した「全国高校サッカー選手権」の広島代表で、日本一になったこともある強豪校として知られています。
大会の公式ホームページによりますと、2日の午後、2回戦の試合が予定されています。