夜だるま昆布長の、カウントギリギリ!(;゚д゚)(つд⊂)

Yahoo!ブログより移籍いたしました、夜だるま昆布長と申します。自身障がい者で、施設に通所しながら、日々アビリンピックの練習や、個人新聞を製作しています。Officeむいんぐ代表。林家木久扇名付け人です。山形県鶴岡市。

夜だるまスポーツ

◇大相撲九州場所8日目(2019年11月17日 福岡国際センター)

 元幕内で右膝前十字じん帯断裂から復帰した西序二段106枚目の宇良(27=木瀬部屋)がストレート給金を果たした。立ち合いで鋭く当たり、すぐに前に出て西序二段101枚目の昴輝(16=湊部屋)を押し出し。「一発いい形で当たれて飛ばせるかと思ったけど、しっかり追撃というか落ち着いてついていけた」と力強い勝利だった。

 5場所ぶりの土俵とあって、3番相撲までは緊張が続いていたが、この日は「なんか分からないが今日は緊張しなかった。勝ち越しがかかっているのに。慣れてきたのか落ち着いていた」と平常心で相撲を取り切れた。

 序二段まで番付が下がっても、勝ち越しは喜ばしいこと。「ここから上がっていけるんだなと。スタートを切ったということですかね。これまで(番付が)落ちっぱなしだったので、上がれるのはうれしいですね」と自然と顔がほころんだ。

 順調な滑り出しで、残りは3番。「ここから勝った分、番付が上がるから力が入りますね」という。その中で楽しみにしているのは同じ序二段の弟弟子の奮闘だ。今年春場所初土俵を踏んだ木瀬ノ海(18)が同じく連勝を続けている。「木瀬ノ海は“僕が優勝する”と言っていた。そっちの方が気になる」と話し、「これでプレッシャーをかけられる」笑った。

 その木瀬ノ海は宇良の9番後に土俵に上がり、土俵際まで攻めたところでもろ差しを許して後退したが、逆転の小手投げで勝ち越しを決めた。宇良と同じく白星を4つ重ね、「優勝決定戦で当たれれば。やるとしたら楽しみ」と意欲を示した。宇良の復活は、若手力士にも相乗効果を及ぼしている。