羽田空港のターミナルビルを管理する日本空港ビルデングによりますと、6日午前10時前、国内線の第1ターミナルビルと第2ターミナルビルで断水し、現在も続いているということです。
この影響でターミナル内の飲食店が営業できなくなっているということです。
また、トイレは水が流れ、利用できるということですが、手洗い場の水道は使えなくなっているということです。
一方、日本航空と全日空によりますと、これまでのところ運航便への影響は出ておらず、今後も影響がでる可能性は低いということです。
現在、日本空港ビルデングでは復旧を急ぐとともに原因を調査しています。
国際線のターミナルには影響はでていないということです。
午前10時半すぎ、羽田空港では、段ボール箱に入ったペットボトルの水を職員が台車で運んでいました。
トイレの蛇口には「調整中」と書かれたメモが貼られ、職員が洗面台の周辺にペットボトルを15本ほど置いていました。
また、館内の放送では「水道施設の緊急点検のため館内全域の水道を止めています。トイレは使用できます」と案内していました。
水道局 空港内の設備故障か
東京都水道局によりますと、午前10時40分現在、水道局が管理する水道管や、羽田空港内の水道管との接続部分では異常は確認されておらず、周辺の住民からも断水の連絡はないということです。
このため水道局は「空港内の設備が故障して断水している可能性がある」と話しています。