アメリカの首都ワシントンで19日夜、複数の人が銃で撃たれ、これまでに1人が死亡、5人がけがをしました。
ワシントン市内で19日午後10時ごろ、日本時間の20日午前11時ごろ、複数の人が銃で撃たれて病院に搬送されました。
警察によりますとこれまでに1人が死亡、5人がけがをしたということです。事件の詳しい状況はわかっていません。
現場の映像では、道路に多くの警察車両や救急車が集まり、けがをしたとみられる人がストレッチャーで搬送される様子も映されています。
現場はホワイトハウスなどがある首都ワシントンの中心部から北に2キロほど離れた住宅や商店などが並ぶ地域です。
警察が詳しい状況を調べています。
銃撃の現場からおよそ20メートルほど離れたコンビニエンスストアの店員はNHKの取材に対し、事件の発生当時は店内にいたということで銃撃は目撃していないものの、3発ほどの銃声は聞こえたと話しています。
店員は、「その後、近くにいた人たちが店内へと逃げてきた。私は彼らを店内に導いたあと、店のドアを閉めた。今は店の近くには10台ほどの警察の車両が止まっていて辺りは落ち着いている。周辺はあまり治安がよいところではないが、近くで銃撃があり怖い思いをした」と話していました。