夜だるま昆布長の、カウントギリギリ!(;゚д゚)(つд⊂)

Yahoo!ブログより移籍いたしました、夜だるま昆布長と申します。自身障がい者で、施設に通所しながら、日々アビリンピックの練習や、個人新聞を製作しています。Officeむいんぐ代表。林家木久扇名付け人です。山形県鶴岡市。

夜だるま速報/古来の「亀卜」で収穫地選定、栃木県と京都府に

11月に皇居で行われる伝統的な皇位継承儀式・ 大嘗祭 だいじょうさいで使う新穀について、収穫地( 斎田 さいでん)の地方を決める斎田 点定 てんていの儀が13日、皇居・宮中三殿で行われた。亀の甲羅を焼いて占う古来の「 亀卜 きぼく」により、東日本の収穫地は栃木県、西日本は京都府に決まった。

 午前10時前、宮中三殿の前庭にモーニング姿の山本信一郎・宮内庁長官が入り、都道府県名入りの封筒が収められた箱を台の上に置いた。箱を受け取った掌典長ら4人は古式の衣冠姿で、前庭に設けられたテント張りの 斎舎 さいしゃに入り、亀卜を行った。

 亀卜は「秘儀」のため非公開で約40分間行われた。斎舎の外では山本長官ら十数人が儀式の終了を待った。

 宮内庁によると、亀卜は厚さ約1ミリに加工されたアオウミガメの甲羅を火であぶり、ひび割れの状態をみる占い。東日本は新潟、長野、静岡以東の18都道県、西日本は3県より西の29府県から選ばれ、それぞれ「 悠紀 ゆき地方」、「 主基 すき地方」と呼ばれる。

 宮内庁は占いの結果を天皇陛下に報告した。栃木県と京都府の知事にも伝え、具体的な田んぼ(斎田)は、両府県や地元農業団体と相談して決める。平成の大嘗祭では、悠紀地方は秋田県、主基地方は大分県だった。

 ◆大嘗祭天皇が五穀 豊穣 ほうじょうと国家の安寧を祈る一代一度の儀式。中心儀式の「 大嘗宮 だいじょうきゅうの儀」は11月14、15日に皇居・東御苑で行われ、天皇陛下が斎田で収穫された新米などを神にささげ、自らも食される。宗教的な色彩が強いため、国事行為の「即位の礼」とは別に皇室行事として行われる。