「競泳・パンパシフィック選手権」(12日、東京辰巳国際水泳場)
女子の4×100メートルメドレーリレー決勝が行われ、日本は3分55秒03の日本新で3位に入り、銅メダルを獲得した。
背泳ぎ・酒井夏海(スウィン南越谷)、平泳ぎ・青木玲緒樹(ミキハウス)、バタフライ・池江璃花子(ルネサンス)、自由形・青木智美(あいおいニッセイ)による日本。3走の池江が2位まで順位を上げ、アンカーの青木が粘って、ロンドン五輪(寺川綾、鈴木聡美、加藤ゆか、上田春佳)で出した日本記録3分55秒73を更新した。
高校生の酒井は「自分のベストを出せば、頼もしい先輩3人がいるので絶対メダルが取れると思っていた」と笑顔。直前に個人種目で200メートルを泳いだばかりの青木は「最後本当にきつかったんですが、メダルへ死ぬ気で頑張りました」。今大会4個目のメダルを獲得した池江は「自分が順位を上げていかないとと思っていた。力は残っていないですけど、声援のおかげで力を出し切ることができました」と全12レースを泳ぎ切った。アンカー青木は「メダルと日本新を狙いました。応援してくれる人、待っている3人の顔を思い浮かべて死ぬ気で頑張りました」と納得のレースを振り返った。