8日夜、埼玉県加須市で寝具の製造販売会社の物流センターから火が出て、15時間以上たった今も燃え続けています。けが人はいないということで、消防が消火活動を進めるとともに、警察とともに火事の原因を調べています。
8日夜9時ごろ、埼玉県加須市新利根にある寝具の製造販売会社の物流センターで、防犯システムが作動し、駆けつけた警備員が「建物1階から火が出ている」と消防に通報しました。
消防車など40台余りが出て消火活動にあたっていますが、消防などによりますと、これまでに2階建ての物流センターの内部、およそ2万平方メートルがほぼ全焼したということです。
けが人はいないということですが、物流センターは15時間以上たった今も燃え続けていて、消防が消火活動を進めています。
この会社によりますと、8日夜は防犯システムが作動する1時間ほど前までにすべての従業員が仕事を終え、建物から出たということです。
現場はJR栗橋駅から7キロほど離れた工業団地の一角で、警察と消防が火事の原因を調べています。
センターで働く男性「特に火の気はない」
物流センターで働く男性は「建物の中には寝具などの燃えやすいものが置いてありますが、特に火の気はないので、なぜ火事が起きたのか不思議です。今後、顧客に迷惑がかからないか心配です」と話していました。