NHK紀行バラエティー「ブラタモリ」(土曜後7・30)を3月で卒業する同局の近江友里恵アナウンサー(29)の後任に異色の女性アナが起用されることが13日、分かった。絶対音感を持つ東京芸大卒の林田理沙アナ(28)。タモリ(72)の5代目アシスタントとして、看板人気番組を盛り上げる。
複数の関係者によると、福岡放送局に勤務する林田アナは4月から東京アナウンス室に異動。軽やかな聞きとりやすい声が特徴で、明るい性格と人当たりの柔らかさなどから「ブラタモリ」出演が決まった。愛称は名字の音読みから「りんだちゃん」。笑うと左の口元にできるえくぼがキュートだ。
福岡では2016年2月から、近江アナの後を継いで九州ローカルの生情報番組「ロクいち!福岡」の司会を担当。今回もまた、近江アナからバトンを受けることになる。正式には今月中に発表される。
「ブラタモリ」は視聴率が常時10%以上を記録する人気番組。歴代のアシスタントでは三代目の桑子真帆アナ(30)が現在、「ニュースウオッチ9」(月~金曜後9・0)のキャスターを務めるなど、花形アナに成長する登竜門となりつつある。林田アナも大きな飛躍を遂げそうだ。
一方、近江アナは4月から有働由美子アナ(48)に代わり、生情報番組「あさイチ」(月~金曜前8・15)に出演。V6・井ノ原快彦(41)の後任の、お笑いコンビ、博多華丸・大吉と司会コンビを組む。
リニューアルされる各番組に注目だ。