山形県の秋の郷土料理として知られる芋煮を直径6メートルの大鍋で作る「日本一の芋煮会」が山形市で開かれました。
山形県の秋の風物詩となっている「日本一の芋煮会」は、「鍋太郎」の愛称で山形県民に親しまれている、直径6メートルの大鍋で、3万食分の芋煮を作る催しです。
「鍋太郎」は山形市中心部を流れる馬見ヶ崎川の河川敷に設置され、いずれも山形産の里芋3トン、牛肉1.2トン、こんにゃく3500枚などが豪快に投入されました。
山形の芋煮は、味付けにしょうゆと砂糖が使われます。
できあがった芋煮は、18日のために購入した新品のショベルカーですくわれ、小分けにして振る舞われていました。
18日の山形市は、朝からあいにくの雨でしたが、会場には県内外から多くの人が訪れ、河川敷で、できたての芋煮を味わっていました。
栃木県小山市から両親を連れて来た52歳の男性は「すごくおいしいです。
このために朝4時に家を出ましたと話していました。