夜だるま昆布長の、カウントギリギリ!(;゚д゚)(つд⊂)

Yahoo!ブログより移籍いたしました、夜だるま昆布長と申します。自身障がい者で、施設に通所しながら、日々アビリンピックの練習や、個人新聞を製作しています。Officeむいんぐ代表。林家木久扇名付け人です。山形県鶴岡市。

???夜だるま災害情報

川の水は住宅街にあふれ出し、崩れた土砂は民家に流れ込んだ。台風18号の影響による大雨は10日も降り続き、各地に大きな被害をもたらした。栃木県では、日光市で台風被害の復旧作業をしていた20代男性が土管の内部に吸い込まれ、救出されたが心肺停止状態になっているほか、鹿沼市では崩れた土砂が民家に流れ込み、1人が行方不明になっている。茨城県常総市などでは、鬼怒川で堤防から水があふれ出て多くの人が孤立するなど被害が拡大した。【花野井誠、柴田光二、土江洋範】

 栃木県警今市署によると、日光市板橋の知的障害者入所更生施設「すぎなみき学園」の駐車場で、排水用の土管が詰まり、復旧作業をしていた20代男性が土管の内部に吸い込まれ、救出されたが心肺停止状態だ。このほか1人が救急車で搬送された。

 鹿沼市日吉町では10日未明、土砂崩れが発生。土砂は小林敏夫さん(65)方など3軒に流れ込み、小林さんと妻のフミ子さん(63)が巻き込まれた。小林さんは間もなく救出されたが、フミ子さんの行方が分からず、重機を入れて捜索を続けている。小林さん方は木造2階建てで、夫婦2人暮らし。1階寝室で就寝中に土砂に巻き込まれたとみられる。

 現場では降りしきる雨の中、住民たちが救出作業を見守った。近くに住む男性は「自宅近くの坂道は川のようだった。出勤しようと外に出たがものすごい雨だったので断念した」と話した。近くに住む主婦(48)は「未明の雨音は身の危険を感じた。雨なのに地鳴りのようで眠れなかった」と話した。

 また、鹿沼市油田町の同市立南摩小学校では、裏山にある木が倒れ、調理室の窓を割る被害があった。けが人はなかった。

 同県の温泉地では、多くの宿泊客らが足止め状態となっている。那須塩原市塩原温泉は、降雨量が規制雨量を超えるなどして国道400号など温泉街に通じる道路が通行止めとなり、約65軒のホテルや旅館の宿泊客が足止めされている。

 旅館経営者は「川の水量を怖がった1階の宿泊客から『高い階の部屋に替えてほしい』と依頼され、応えた。かつてない水かさで、どうなることかと思ったが、明るくなる頃には落ち着いてきてほっとしている」と話した。別のホテル関係者によると、10日は東京都内で宴会があるという中国人男性旅行者や奥日光へ向かう予定だった大阪の男性などが、身動きが取れずやきもきしているという。

 栃木県の日光市観光協会鬼怒川・川治(かわじ)支部によると、国道の通行止めなどで川治温泉が孤立状態にある。また、東武鬼怒川温泉駅で観光客など約100人が足止め状態という。

 一方、茨城県常総市若宮戸や筑西市船玉など鬼怒川沿いの地域では、周辺の住宅街などに水が流れ込み、住宅が2階近くまで水につかるほどの被害となった。古河市桜町の住宅が冠水し、避難所に身を寄せた70代女性は「50年住んでいるが、こんなに水が出たのは初めて」と驚いた様子だった。

 別の50代女性は「昨晩から避難できるように、荷物を用意していた。朝になって避難を呼びかける消防車が回っていたようだが、よく聞こえなかった」と話した。

 福島県南会津町では、国道352号と289号で9日夜に土砂崩れが起きて通行止めになり、舘岩と田島地区で計286世帯727人が孤立。県は10日午前7時半から土砂の撤去に当たっているが、作業完了の見通しが立たない状態だという。

 同町では、桧沢(ひざわ)川にかかる町道の橋が流されているのを消防団が確認。長さ約45メートルのうち30メートルが足場から流されたという。

 橋は補修中で、大雨のため昨晩から通行止めにしており、けが人などはなかった。