コロナ禍は、いろんな方面で影響がありますが、大相撲も意外なところで。
元安美錦さんと元豊ノ島さん、元嘉風さんの「断髪式」が延び延びになっている。
とくに安美錦の安治川親方は「それまで髪が持つか…」という笑うに笑えない事情が。
お世話になった方々を国技館に招き、満員の中で万感の思いで髷にはさみを入れる儀式は、ご祝儀1億円ともいわれる。
使い道はゆくゆく独立すれば部屋の資金になったりもする。
そんな中、土俵のけがではなく、地元で参加したイベントで大けがをし、引退を余儀なくされた嘉風の中村親方が、裁判になった。
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かつて「稽古に響く」と副業やCM出演、レコードデビューすら規制し、テレビ出演して負傷した力士に批判が起きた例がある。
今回の件は、すでに和解の方向に向けていたようにも感じていたし、何分地元を提訴せざるを得ないというのは断腸の思いだろう。
いまだ階段すら登れず、本来なら審判なら土俵下に座ることも、監査委員なら国技館の3階に行くこともできない。
親方としても不自由な生活らしい。
怪我がなかったら今も幕内でとっているかもしれないだけに歯がゆいなぁ。