プロ野球・ヤクルトのベテラン、五十嵐亮太投手が今シーズンかぎりで現役を引退することが分かりました。
五十嵐投手は北海道出身の41歳。
ヤクルトに平成10年に入団し、平成16年には37セーブをあげてセ・リーグの最多セーブのタイトルを獲得するなどリリーフの柱として活躍しました。
平成21年オフにフリーエージェント宣言して大リーグに移籍し、メッツなどで3年間プレーしたあと平成25年にソフトバンクに移籍して日本球界に復帰しました。
そして昨シーズン、10年ぶりに古巣・ヤクルトに復帰し、45試合に登板して5勝1敗防御率2.98をマークし、去年8月には日米通算で史上4人目となる900試合登板を達成しました。
プロ23年目の今シーズンは、開幕直前に下半身のコンディション不良を訴えて1軍での登板はありませんでした。
関係者によりますと、五十嵐投手は今シーズンかぎりで現役を引退する意向を固めたということで、球団から近く発表される予定です。
日米通算での成績は905試合にすべてリリーフで登板して70勝41敗70セーブ、防御率3.20でした。