ラグビー元日本代表で、トップリーグ(TL)の東芝のFWコーチ・湯原祐希(ひろき)さんが29日に亡くなったことが30日、分かった。公式サイトで発表された。36歳。死因については公表していない。29日に東京都府中市内のクラブハウスで倒れ、病院に運ばれていたという。
東芝は公式サイトで「弊部(東芝ブレイブルーパス)FWコーチ湯原祐希(満36歳)は、2020年9月29日に逝去いたしました。ここに謹んでお知らせいたします」と報告した。 湯原さんは流通経済大学を経て2006年に東芝に入社するとともに東芝ブレイブルーパスに入部。08年にトップリーグデビューを果たした。その後は11、15年の「ラグビーワールドカップ」で日本代表として活躍し、17年にはトップリーグ100試合出場を達成。19年に東芝のアシスタントコーチに就任し、今年からFWコーチを務めていた。