全日本プロレスなどで活躍したジャイアント・キマラさん(本名ジェームズ・ハリス)が死去したと世界最大のプロレス団体WWEが10日までに発表した。70歳だった。AP通信は関係者の記述として新型コロナウイルスの影響で亡くなったと伝えている。 米国出身で黒人のキマラさんは1978年、故ボボ・ブラジルさんに勧められてデビュー。「ウガンダ出身」を自称し、顔や体に派手なペイントを施した巨漢レスラーとして故アンドレ・ザ・ジャイアントさん、故ジャイアント馬場さんらと熱戦を繰り広げた。近年はさまざまな病気に悩まされ、糖尿病で両脚を切断していた。 90年にキマラさんの後継者として来日して、当初は「ジャイアント・キマラ2号」のリングネームで活躍し、後に改名したジャイアント・キマラ(56)とは別人。