夜だるま昆布長の、カウントギリギリ!(;゚д゚)(つд⊂)

Yahoo!ブログより移籍いたしました、夜だるま昆布長と申します。自身障がい者で、施設に通所しながら、日々アビリンピックの練習や、個人新聞を製作しています。Officeむいんぐ代表。林家木久扇名付け人です。山形県鶴岡市。

夜だるまスポーツ

茨城県龍ケ崎市の部屋から集団脱走した大相撲の式秀部屋の力士9人と師匠の式秀親方(元前頭北桜)、おかみさんが5日、東京・両国国技館で、日本相撲協会コンプライアンス委員会から聞き取り調査を受けた。

力士らはおかみさんの生活指導に不満を募らせ、4日に集団脱走して協会の通報窓口に連絡。鏡山コンプライアンス部長(元関脇多賀竜)は、式秀親方とおかみさんの指導を注意し、力士らは部屋に戻った。関係者によると、部屋には不満を募らせる力士が他にもおり、同委員会は引き続き聞き取り調査を実施するという。

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集団脱走した9人の力士は、この日正午ごろに両国国技館を訪れた。外出する際の服装は浴衣が決まりだが、Tシャツに短パン姿で館内へ。力士らは4日夕方、部屋を飛び出して千葉県内のカラオケボックスに逃げ込み、協会の通報窓口に連絡。浴衣に着替える余裕がないほど、緊急を要するものだったとみられる。

関係者によると、力士らはコンプライアンス委員からの聞き取り調査を受けた。その後、師匠の式秀親方とおかみさんが聞き取り調査に応じた。力士らの思いは伝わり、鏡山コンプライアンス部長は式秀親方とおかみさんに対して過度な指導を注意。脱走した力士は5日中に茨城県龍ケ崎市の部屋に戻ることになった。部屋に戻った式秀親方は弟子らに対して「今後は俺がしっかり指導していく」などと決意を話したという。

脱走の理由は、おかみさんによるモラルハラスメントだったという。式秀親方が今年に入って体調を崩し、おかみさんが師匠代わりに力士への生活指導を行った。部屋のグループラインにおかみさんの長文指示が相次ぎ、返信が遅いと「厳重注意」。実家から仕送りなどの荷物が届いた時は、開けて写真を撮り、グループラインに投稿することが義務付けられた。

おかみさんにしてみれば、熱心に指導していたつもりだが、力士には受け入れられず、集団脱走騒動に発展。今回の事態を受けてグループラインは廃止になったという。日刊スポーツは式秀親方の携帯電話に連絡して取材を試みたが、電話に出たのはおかみさんで「ご迷惑をかけられないので、協会にお聞き下さい」と詳細は明かさなかった。

脱走した力士以外にも不満を募らせている力士がいるという。同委員会は脱走せずに部屋に残った力士にも聞き取り調査を実施して、再度全員から聞き取り調査を実施する予定。親方の処分などは未定で、問題の解決にはまだ時間がかかりそうだ。

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式秀部屋とは  時津風部屋の元小結大潮の錣山親方が89年9月に年寄「式秀」を襲名し、同部屋から92年4月に独立。定年に伴い13年1月4日付で、北の湖部屋の部屋付き親方だった元前頭北桜の小野川親方が年寄「式秀」を襲名し、式秀部屋を継承した。アイドルの愛称を取り入れた桃智桜(ももちざくら)や体格基準ぎりぎりで新弟子検査に合格した育盛(そだちざかり)、しっかり相手に当たれるようにと付けた大当利(おおあたり)など、力士の個性的なしこ名がしばしば話題に。式秀親方が趣味にしているビーズ編みは、NHKの女性向け講座番組で特集が組まれるほどの腕前。部屋のモットーは「明るく、楽しく、元気よく」。住所は茨城県龍ケ崎市佐貫。茨城県では初めての相撲部屋。