牛丼チェーンの吉野家とすき家は31日、8月3~31日に都内の全店舗でビールなどアルコール飲料の販売を原則として休止するとそれぞれ発表した。新型コロナウイルス再拡大に伴い、東京都が酒類を提供する都内の店舗に対し、この期間の営業時間を午後10時までに短縮するよう要請したことに対応する。
吉野家は199店舗が対象で、閉店時間が午後10時より早い店舗の一部ではアルコール飲料の提供を続ける。「食事を必要とする顧客と従業員の安全面に配慮した上で、できる限り営業を継続していく」と説明した。
すき家は253店舗の全時間帯で酒の販売を休止、営業時間は短縮しないとしている。