株式会社石原プロモーションが来年1月に解散し、所属俳優のマネジメント業務を終了することを発表した。 【映像】石原プロの「御報告」書面 代表取締役社長を務める石原まき子さんは故石原裕次郎さんの命日であるきょう、文書で「2021年1月16日をもちまして、株式会社石原プロモーションの商号を故石原裕次郎氏仏前に返還することに全員一致で決定致しました」と発表した。 その理由については、「昭和62年7月17日石原裕次郎が亡くなる際に『俺が死んだら即会社をたたみなさい』これが遺言でした。しかし、俳優さん、スタッフの皆さんがいつも生き生きとされていて会社に対する愛情の強さがひしひしと感じられ、この人達ならば会社をお任せするべきと思い、遺言を言い出すことができなくなっておりました」と説明。 一方で、まき子さんも高齢と体力の低下により実務が難しくなることが多くなったという。そこで、渡哲也や舘ひろし、神田正輝、役員とスタッフに相談したところ「裕次郎さんらしく惜しまれるうちに株式会社石原プロモーションの商号を返しても裕次郎さんは承知してくれるのではないですか」との賛同を得たそうで、「ここで遺言を実行いたしました」とした。 なお、俳優の所属契約はなくし、「今後において双方で話し合い誠心誠意をもって考えてまいります」としている。