ことし8月の電気料金とガス料金は、燃料となる原油や液化天然ガスの輸入価格が下がったことから、大手の電力会社とガス会社すべてで値下げすることになりました。
電気料金
大手電力会社によりますと、ことし8月の電気料金は10社すべてで値下げします。
これは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で世界的にエネルギーの需要が減るとして、火力発電の燃料となる原油の輸入価格が下がったことなどが要因です。
前の月と比べた値下げ幅は、使用量が平均的な家庭で、
▽沖縄電力が216円、
▽北海道電力が193円、
▽中国電力が115円、
▽四国電力が112円、
▽東京電力が107円となります。
また、
▽北陸電力が101円、
▽東北電力が75円、
▽中部電力が31円、
▽九州電力が23円、
▽関西電力が18円です。
ガス料金
ガス料金も、燃料となる液化天然ガスや液化石油ガスの輸入価格が下落したことから、大手の4社すべてで値下げとなります。