プロ野球のセ・パ両リーグは15日、オンラインで会見を開き、新型コロナウイルスの影響で変更となったシーズン日程を発表した。
セは11月7日が最終日程で全120試合を開催。さらにクライマックスシリーズの中止を正式発表した。セの杵渕統括はCS中止について「クライマックスの開催意義はリーグ理事会で検討したが、ここ数年の気象条件や選手の感染が起こってほしくないが、どういうことが起こるか分からない不確定要素があり、日程消化に苦慮していることも含めて総合的に判断した」と語った。
パのCSは11月14日から開催し、従来の方式を短縮。1位と2位のみで行われ、1位にはアドバンテージ1勝が与えられ、4試合制の3戦先勝となる。パはCS開催について保科統括は「ファンの皆様に最後まで興味を持っていく施策が必要という判断、その一点です」と語った。
日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が10日、オンラインで開かれ、新型コロナウイルス感染拡大による開幕遅れなどへの今季の特例的な対応として、延長戦を十回までで打ち切ることで合意した。