東京六大学野球連盟は5日、都内で臨時理事会を開いて今春のリーグ戦の開幕を4月11日から5月下旬に延期することを決めた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で通常開催を断念し、リーグ戦方式も1試合総当たりの方式の変更も発表。同方式での開催は戦後初となる1946年春以来、5度目となる。
同連盟・井上崇通理事長(明大野球部部長)は「状況が日々変わっていきます」と今後の状況を注視しながら無観客試合での実施や中止といったあらゆる可能性を視野に入れて協議していくことを明かした。
この日、4月中の加盟6チームの対外試合禁止も決定。同連盟は1日の臨時常務臨時理事会でリーグ戦を5月中旬に延期する方針を確認していた。