新日本プロレスは10日、16日から21日までの5大会を中止することを決定した。
ホームページで「新型コロナウィルスの感染拡大を受け、このたびの政府からの新型コロナウィルス感染拡大によるイベント中止・延期要請並びに、3月10日に政府・専門家会議から出されたイベントの自粛継続の要望、さらにウィルスの感染拡大の収束に向けた判断として、新日本プロレスでは引き続き、3月16日(月)~3月21日(土)までに予定されていた『NEW JAPAN CUP』5大会を中止させて頂くことを決定いたしました。新日本プロレスの各大会を楽しみにされていたお客様には、深くお詫び申し上げます」と発表した。
中止となるのは16日の富山・高岡テクノドーム大会、17日の埼玉・熊谷市立市民体育館大会、18日の静岡・ツインメッセ静岡北館大会、20、21日の新潟・アオーレ長岡大会。新日本プロレスは2月26日に3月1日から15日までの11大会の中止を決定。今回の5大会中止でトーナメント「NEW JAPAN CUP」シリーズの全大会が中止となった。今後については「なお、今回新たに中止となった各大会のチケットの払い戻し方法に関しましても、詳細が決定次第、改めて公式サイトにてお知らせさせて頂きます。また、3月22日以降の各大会の開催可否に関しては、状況を注視しながら発表させて頂きます。ファンの皆様には引き続き、大変ご迷惑をおかけすることとなり、誠に申し訳ございません」と告知していた。
その上で「こうした状況ではございますが、新日本プロレスでは今後も「今できること」をかたちにして発信、配信していく新日本プロレスワールドの『新日本プロレスTogetherプロジェクト』を中心に、選手・スタッフが一丸となり様々なコンテンツを提供して参りますので、どうぞご期待ください」と記していた。