2019 J1参入プレーオフ・決定戦が14日に行われ、湘南ベルマーレと徳島ヴォルティスが対戦した。
湘南は今シーズンのJ1で16位に終わり、プレーオフにまわることになった。徳島との一戦では、引き分け以上でJ1残留が決定する。一方の徳島はJ2を4位で終えると、J1参入プレーオフ・1回戦では甲府に1-1、2回戦では山形を1-0で下して、湘南との決定戦に勝ち上がってきた。J1昇格には、勝利が絶対条件となる。
20分、徳島が先制に成功する。左CKを石井秀典がヘディングで折り返すと、鈴木徳真が右足のダイレクトボレーで合わせた。その後も躍動的な攻撃で徳島が湘南ゴールを脅かしたが得点は生まれず、前半は1-0で終了した。
後半、湘南はクリスランを投入して前線を強化する。徳島は、前がかりになった湘南の穴を突きカウンターを狙いにいくが、湘南の激しいプレスに遭い、すぐにボールを回収される展開が続いた。
64分、湘南が同点に追いつく。山﨑凌吾が左サイドからマイナス方向にクロスを送ると、ニアサイドのクリスランがスルー。背後に走り込んでいた松田天馬が、冷静にゴール右隅にシュートを流し込んだ。
試合は1-1で終了。湘南が徳島との一戦をドローに持ち込み、J1残留を決定させた。