5位に低迷した責任を重く受け止めて球団に「進退伺」を提出していた日本ハムの栗山英樹監督(58)が2日、都内で畑佳秀オーナー(61)にシーズン終了を報告。就任8年間でリーグ優勝2度を含むAクラス5度の実績と今季は外国人の不振や故障者の続出など不測の事態も多かったことから来季続投を要請され、受諾した。来季は連続で76~83年の大沢啓二氏を抜き、球団最長の9年目となる。
会談を終えた栗山監督は4年ぶりの優勝奪還を目指す来季に向けて「言葉どうこうではなく、単純に応援していただける皆さんに、勝って喜んでもらうしかない。それしかない。優勝します」と意気込みを語った。まずは近日中にスタートする秋季練習、今月下旬から11月中旬まで行われる秋季キャンプで清宮ら現有戦力の底上げを図る。