ヤクルトは１日、高津臣吾２軍監督（５０）が次期監督に就任すると正式発表した。午後に都内で就任会見を行う。
昨季は２位に躍進したチームはリーグワーストの７３９失点、防御率４・７８で最下位となり、２年契約最終年の今季限りで引責辞任した小川監督に代わって就任。高津新監督は１５年に１軍投手コーチとして１４年ぶりのリーグ優勝に貢献し、１７年から２軍監督。ヤクルトで投手経験者の監督は８７～８９年の関根潤三氏以来、３１シーズンぶりとなる。また、メジャー経験者の日本人監督就任はロッテ・井口監督に続いて２人目となる。
◆高津 臣吾（たかつ・しんご）１９６８年１１月２５日、広島県生まれ。５０歳。広島工から亜大を経て９０年ドラフト３位でヤクルト入団。４度の最優秀救援投手に輝き、０４年１月にＷソックスにＦＡ移籍。メッツなどを経て０６年にヤクルト復帰。韓国・ウリ、台湾・興農、ＢＣ新潟でもプレーし、１２年に現役引退した。国内通算２８６セーブは歴代２位。日米通算成績は６９７登板で４４勝５２敗、３１３セーブ、防御率３・２２。１８０センチ、７５キロ、右投右打。
