プロ野球 広島は、ドーピング検査で陽性反応を示したためNPB=日本野球機構から6か月間の出場停止処分となったザビエル・バティスタ選手について今後の契約は未定としたうえで、引き続き禁止薬物が検出された原因の究明を進めていくとしています。
広島は、バティスタ選手がドーピング検査で禁止薬物に陽性反応を示したと通知を受け、先月17日に1軍の出場選手登録を抹消し、謹慎処分としていました。
球団によりますと、その後「このような物質を摂取したことはない」というバティスタ選手の主張を受け、当時摂取していた海外製のサプリメントの検査を行ったということです。
その結果、摂取していたのは2種類で1つからは禁止薬物は確認されず、もう1つについてはすでに手元になかったため検査できなかったということです。
球団はバティスタ選手との今後の契約について未定としたうえで「NPB、ならびにファンの皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけし、深くおわび申し上げます」とコメントしています。
そして、引き続き禁止薬物が検出された原因の究明を進めるとともに、選手のサプリメントなどの摂取について注意や対策を行っていくということです。